これからの和服を担う洋服にも合う羽織コート
IRODORI　月白シリーズ　コン　です。
日本の伝統色「月白げっぱく」から名を付けました。
この月白を「つきしろ」と読むと、月が空に昇りだんだん明るく白んでいく十五夜を月見客が待ち焦がれる。そんな思いの意しました。

ただ今、受注生産中です。
ご理解とご協力を宜しくお願い致します。

この生地は児島で織られた、スーピマ綿100％、6オンスデニムです。
そして、この生地は綿の中でも最高級品と言われるスーピマコットンを使用。
スーピマコットンになる綿花の産地は主にアメリカのカリフォルニアやアリゾナ、テキサスなどの南米部。
スーピマコットンは繊維が35mm以上ととても長く、細く、耐久性も高いのが特徴。
触り心地はしっとりしており、カシミヤにも匹敵するほどの肌触りの良さを持つと言われています。
その糸を3本撚りでインディゴロープ染めにしたことで綿には見られない光沢がこの生地の特徴です。
この光沢に目を奪われ、惚れ込んで使いました。
経年経過による色落ちも愉しめるデニム羽織です。

生地もさながらお仕立てにもご注目下さい。
今世の中、和装離れが深刻となってきています。
私がとったアンケートに、
「和服は日本固有の財産ですか？」と聞いた所、100％Yesと答えられました。
でも、着たことが無いと答えた方は20％少々おられます。
誰かが、どこかで受け継いでいるという考えでは和服は絶滅してしまいます。

でしたら、どうやったらその技術や知識を受け継ぐものができるだろうと考えてシリーズにしたのが、
IRODORIです。
和服の裁断はほとんどロスが出ません。
四角く裁断して丸く仕立てていく。ほどいたらまた1反(40cm巾×120cm長)に戻り、洗い張りをしてまた仕立て直す。
この究極のもったいないこそ現代のSDGsそのもの。
この知識が弊社にはある。これを流用し、ほとんどロスが出ない形で仕立てていき新しい形にしています。

場所やシーンを選んで着る和服をどうやったら普段着にできるかもまた追求。
どんな洋服にも似合い、どんな小物との相性も良く、羽織紐で羽織風に、ベルトでコート風に。
後ポケットもですが、脇の左右にもポケットも付いています。
こんな羽織ありますか？？それもほどくと生地の長さ・巾にほぼ戻ります。
もちろん和服との相性もよい。
そんなコートになりました。

サイズは、
110ｃｍのロング　　と、
90ｃｍのショート　　の2サイズ。
ユニセックスで着こなす事が可能です。
写真は男女どちらも同じロング丈。
背の高い男性（175ｃｍ前後）が着ても違和感はありません。
1枚目の2人並んだ写真の男性がコクのショート丈、女性がコンのロング丈になります。

生地の生産も、縫製も全て岡山県内で致しました。
ですので、Made in All OKAYAMA！を宣言し、
この名に恥じない商品を皆さんへお届けします。

YOKIKOTOの商品は2022年度より縫製のほつれ等の縫いなおしは永久保証致します。
是非力いっぱい安心して着て下さい(笑)

(送って頂く送料はご負担頂きますが、こちらから送る送料はこちらで負担します)
とにかく沢山長く着てほしいとの思いでこのサービスを始めました。
世の中SDGs、サスティナブルと言われますが、和服は昔から生地を大事にしてきたサスティナブルな服。
私も先代を見習い大切にしながらも長く着て頂けるお手伝いをいたします！

ここからは私達の想いです。
50年以上培ってきた技術と知識は、コストを抑えながら良い物を作る事にたけています。
着つけの方が着つけにくいとか、着ていて着崩れしやすいとか、着心地が悪いとか
和服が嫌になった方も是非もう一度弊社の浴衣を着てみてください。
羽織っただけで落ち着く浴衣は、着ていても着崩れしにくいものです。
「あ。やっぱり和服は日本製がいいんだ」と思っていただけると信じます。

作りてが見えない世の中ですが、
私達縫製こそが形を作り、作り変えれる要です。
生地も、産地も、ブランドも販売店も大事ですが、
作り手の思いが伝わるのはこのYOKIKOTOの商品の良さです。
どうぞその良さを気遣いなく愉しんでほしい。
そんな思いも、商品と一緒に届いてくれたらと思います。